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シェーバー関連ニュース過去ログ2020年



2020年秋発売の新型鼻毛カッターを従来製品と使い比べる2020/12/19
フィリップス鼻毛カッターがモデルチェンジし、ヘッド部分の形状が変わりました。
新幹線の先頭車両の様な平たいヘラ状のヘッド、そのヘッド部分の両サイドに刃がついている、というスタイル。
さらに本体デザインも一新。
旧モデルは電池蓋が電源スイッチを兼ねる低コスト設計でしたが、新型には独立した電源スイッチがついています。

2020年秋発売の新型鼻毛カッターNT5600/16 付属品は概ね同じであり、出来る事は変わらない 底から見ると新型は三角形です ヘッド部分は新旧で大きく異なる 新型は10mm、旧型は15mmほどの刃渡り

【画像1】2020年秋に発売された新型。ヘッド部分の白い帯はデザイン上のアクセントに過ぎず、特に意味は無いようです。このNT5600/16(シルバーカラー)はアマゾン限定色です。
【画像2】電池・ポーチ以外の付属品を含めてズラッと並べたところ。左(シルバー)が新型NT5600/16。右(青色)が旧モデルのNT5175/16。新モデルには刃先キャップが付属しません。
【画像3】底から見た画像。左の新モデルは三角形で転がりづらい形状。
【画像4】刃先を比較。手前の新型は刃が両サイドについているので、刃の方向を気にする煩わしさがやや減ったと言えます。旧型と比べると、刃が奥に引っ込んでいるので、グイグイ押し当てても肌に優しいと感じます。鼻の中を傷付ける可能性が減ったものの、その分、ハードな深剃りが出来なくなっています。
【画像5】刃渡りの比較。下の旧型は鼻の奥まで突っ込める長さですが、上の新型はやや控えめな長さです。

深剃りよりも優しさを重視した刃になり、出血する不安はほぼ無くなったと感じます。
パッケージ前面に「怖くない」「傷つけない」と謳われていますが、確かに優しさ方向へのモデルチェンジでした(逆に深剃りは苦手に)。
詳しい使い方、機種ラインナップ、パナソニック鼻毛カッターとの比較などはこちらで。→鼻毛カッター2タイプを買い揃えて比較してみるページ


秋葉原ヨドバシ定点観測:シェーバーを洗浄している旨の案内板2020/11/19

2020年秋のヨドバシ店頭

お客がシェーバーを試用した後には店員さんが刃を分解して洗浄していますよ、との案内が設置されていました。
シェーバーを試用したい場合には店員さんに声かけをして欲しい、とのこと。
全く同じ案内が大阪梅田のヨドバシにもありましたので、ヨドバシ全店舗で同じシステムになっていると思われます。


9000シリーズにプレステージ用の替え刃を装着させる意義を考える2020/11/13
私は2015年製造の9000シリーズを使っており、そろそろ2度目の替え刃交換時期です。
前回は素直に9000シリーズ用の替え刃を使いましたが、今回はプレステージ用の替え刃を装着してみようと思います。
果たして剃り味は劇的に変わるのか、それ以前に使用自体が可能なのか…。

そろそろ6年目の9000シリーズ 替え刃パッケージ 2つの外刃を並べた 古い内刃 新しい内刃 刃をプレステージ用に替えた9000シリーズ

【画像1】これが私のモデル。見た目はくたびれて来ましたが、まだまだ動作は絶好調です。
【画像2】今回入手した、プレステージ用の替え刃。9000シリーズ用の替え刃よりも5割ほど高価。
【画像3】新旧並べたところ。左が新しく入手したプレステージ用の刃で、右は今まで使っていた9000シリーズ用の刃。スリットの形、刃の周りのリング部分の滑りやすさなどが違います。
【画像4】古い刃の、内刃のアップ。白く見えるのは石鹸カス。見苦しくて申し訳ありません。常に擦り合わさる刃先部分はピカピカ。刃先をよく見るとリフト&カットの仕組みが備わっている事が分かります。
【画像5】新しい刃のアップ。リフト&カットの仕組みは無く、シンプルな見た目。
【画像6】刃だけがプレステージとなった9000シリーズ。ぱっと見、シルバー色の占める割合が大きくなっています。

着脱、首振り動作、刃先の稼働機構など、特に何の問題もなく正常に動作しました。
9000シリーズの本体に、プレステージ用の替え刃は使える、と分かりました。

私は肌が弱いので、のど元の肌の薄い部分が赤くなりがちなのですが、刃を新調した事で、それがだいぶ解消されたように感じます。
ただ、数年前に刃を新調したときにもだいたい同じ感じだったと記憶しています。
刃を新調する効果自体はもちろん絶大ですが、プレステージ用を使う意義がどのくらいあるかは何とも言えないところ。

「プレステージ用の替え刃は使えるけれど、9000シリーズ用の替え刃と比べて特に劇的な剃り味の向上は感じられない」
「刃の剃り味は日々の使用で確実に劣化するので、定期的に交換する事は大事」
「古い刃と新しい刃との剃り味の差を考えたら、プレステージ用と9000シリーズ用の刃の剃り味の差は誤差と言えるかも」
と言った感想です。

フィリップスシェーバーの替え刃情報についてはこちらにまとめてあります。→フィリップス電気シェーバー替え刃/シェービングユニット/ヘッドホルダー一覧表


ブラウンの新モデルはヘッド付け替え方式を採用2020/10/05
この秋、ブラウンから発売されたSeries7・Series6・Series5は、刃の部分を付け替える形で洗顔ブラシやヒゲトリマー、ボディトリマーなどが取り付けられる仕様になっています(フィリップスの「ヘッドチェンジ(スマートクリック)」と似た方式)。
ただ、トリマーなどのパーツ販売については、現時点では未発売。
「部品販売については現段階では案内できる情報はない」とのことでした。
製品の情報についてはこちらで。→ブラウンシェーバーの機種選び


シェービングヘッドの洗浄方法を考える2020/08/20
フィリップスシェーバーのヘッドをパカッと開いた部分、つまりヒゲクズが溜まる受け皿部に水道水のカルキ成分がこびり付いていて気になっていたのですが、見るからにデリケートな部分であり、ブラシでこすったりしたら壊れてしまうのではないかという事で、ずっと見て見ぬふりをしてきました。
しかし余りにも真っ白になってきて気分が悪いので、何か良い洗浄方法は無いかと考えたのですが、そこで閃いたのが、「入れ歯洗浄剤」を使って浸け置きする方法。
テレビCMでは全く触れる事なく汚れが落ちているようで、なおかつ金属パーツ部分にも影響を与えにくいと謳っています。
これはもしかしてシェービングヘッド部分の洗浄にちょうど良いのではないかという事で、さっそく挑戦してみました。

愛用している9000シリーズ ヘッドを開いた 白いのがカルキの塊 ユニットの裏面 刃は今回は洗浄しない

【画像1】私が愛用している9000シリーズ。ほぼ毎回ウエットシェービングです。こう見るとキレイですが…
【画像2】開くとこの通り。白い汚れは水道水のミネラル分か、シェービングジェルなどの成分だと思われます。
【画像3】横方向から見ると、回転軸の根元辺りに金属パーツが使われている事が分かります。
【画像4】ユニットの裏側。一面真っ白です。
【画像5】洗剤が刃を傷めてしまう可能性を考え、内刃と外刃は、今回は洗いません。取り外しておきます。

入れ歯洗浄剤を使う 期待外れの結果 お風呂の洗剤を使ったら真っ黒に ユニットの裏もかなりキレイに

【画像6】いよいよ実践。洗浄剤を入れたコップに浸け置きします。
【画像7】30分ほど浸け置きした後に、軽くブラシでこすった後。まあまあ落ちていますが、全体的に白っぽく曇っている状態。期待外れでした。残念!
【画像8】こういった汚れは素直にお風呂用洗剤を使えば良いのではないかと考え、「石鹸カスを除去」と謳う洗剤を使って再度洗浄した結果がこちら。スプレーを数回吹きかけて30分放置し、その後水ですすいだだけですが、圧倒的にキレイです。
【画像9】ユニットの裏側。だいぶキレイになりました。

シェービングヘッド部分の白い汚れは、ごく普通のお風呂用洗剤で落ちる、という結論でした。
ただし洗剤の酸が刃を傷める可能性がありそうなので、刃は外して洗う方が無難です。


廉価な「セーフティグラス用袋」が、シェーバーポーチの代用になる2020/03/13
DIY作業時などに目を守る為のセーフティグラス(保護めがね)用の巾着袋が、シェーバーポーチと似たサイズ感なので紹介します。

安全メガネ用の巾着袋ケース 3枚刃ラムダッシュの付属ポーチと並べた 伸縮性がある ヘッド側

【画像1】これがその巾着袋。TRUSCO(トラスコ)の「セーフティグラス用袋 TMCA-1」です。
【画像2】左から、3枚刃ラムダッシュに付属のポーチ、TMCA-1、そしてフィリップスシェーバー。ラムダッシュのポーチと比べ、TMCA-1はやや細身です。
【画像3】フィリップスシェーバーを入れてみたところ。やや無理があるかと思いきや、伸縮性があるためにピッタリフィットしています。
【画像4】ヘッド部分。大型ヘッドのフィリップスシェーバーですが、閉じる事が出来ています。

シェーバーポーチの代用品を探している方にはオススメです。
ケースではなくてポーチ(ただの巾着袋)ですので衝撃には弱いですが、ちょっとした移動、保管時のホコリよけ、付属品の整理などには充分機能します。
縫い糸が網刃に絡む可能性があるので、ヘッドにはカバーを付けておくと安心です。
TRUSCO(トラスコ)
セーフティグラス用袋
TMCA-1


除菌用アルコールスプレーをゆうパック・レターパックなどで送る事が可能か、問い合わせました2020/03/12
シェーバーと全く関係ありませんが、「新品未開封の除菌用アルコールスプレー(引火性)を郵便物として送れるか」という質問を郵便局にしました。
回答メールの内容は以下の通り。

アルコールスプレーをゆうパックで送れるか

なお、
「高圧ガス・可燃性ガスを含まない事や、アルコール濃度24%以下である事を確認のうえ、その旨をラベル品名欄に記載していただければ、航空搭載が可能」
とのことですが、市販されているアルコール除菌スプレーの多くはアルコール濃度24%を上回るので、航空搭載は無理と考えた方が良さそうです。
親類やお友達に送る際に参考にして下さい。


ボディーグルーマーBG3005/15を買ったのでレビュー2020/02/10
昨年2月に乾電池式のBG1022/16のレビューをしましたが、今回は充電式のBG3005/15をすね毛処理用に購入しました。

正面から 側面から ヘッド部分には2枚のトリマーと網刃 アタッチメントを付けた 付属のACアダプター

【画像1】充電している様子。充電時間は8時間。灰色と黒の2トーンカラーです。黒い部分はゴムっぽい素材で、さらに滑り止めの凸凹が形成されています。
【画像2】横にはPHILIPSのロゴが。ヘッドの下にくびれが形成されています。首振り機構はナシ。
【画像3】ヘッド部分。真ん中の網刃を挟むように、上下にトリマーが配置されています。トリマーで長い毛を短くカットし、短くなった毛を往復刃で剃り上げる、という仕組み。
【画像4】付属のアタッチメントを取り付けたところ。あえて3mmの長さを残し、ツルツルではない自然な仕上がりで毛を処理する事ができます。
【画像5】左は付属のアダプター。そして右は私が保有するフィリップスシェーバー用のアダプターです。一見、互換性があるように見えますが、出力電圧が違い、互換性はありませんでした。

防水マーク ヘッド部分の取り外し方 Before アタッチメントを取り付けて3mm残した処理 アタッチメント無しでツルツルに

【画像6】IPX7とは防水性能があるという意味。風呂場で体毛処理したら、そのままシャワーをあてて本体を丸洗い出来ます。
【画像7】ヘッド部分の取り外し方ですが、ややコツがいります。両手の親指を下部トリマー(金属部分)に当てて、優しく力を込めて上に押し上げると無理なく外せます。刃は往復式で、内刃と外刃が一体になっているカセット式。剃り味が衰えたら交換が可能です(TT2000/43)。
【画像8】Beforeです。半年くらい伸ばしっぱなしのスネです。
【画像9】付属のアタッチメントを付けて3mmでカット。アタッチメントを取り付けている場合は、小さなストロークでセコセコと前後に動かすと効率よくカット出来るようです。
【画像10】アタッチメントナシで仕上げた状態。非常に良く剃れます。1ストロークでキレイにスネ毛が消えていきます。

私は今まで古い頭髪用のバリカンを使ってスネ毛を処理していたのですが、効率が圧倒的に違いました。
バリカンと何が違うか。
まずは刃の向いている方向です。
バリカンは頭髪カット用であり、押し上げて使用するものですので、毛並みに逆らってスネ毛を処理する場合は逆手に持つなど工夫する必要があります。
一方、ボディーグルーマーは引き上げて使用する作りですので、無理な体勢をとる必要がなく、引き上げるだけでキレイにスネ毛が無くなります。
また、トリマーと網刃の作りがスネ毛用に最適化されているように感じます。
ヒゲや髪の毛は密度が濃く密集していますが、スネ毛は密度が薄いわけで、その辺りがチューニングされているようです。

電池式のBG1022/16にはパワー不足を感じましたが、今回のBG3005/15は実にパワフル。
スネ毛処理用途に充分な性能です。

なお、使用後にオイルをつける必要はありません(よく乾かす必要はあります)。
ボディーグルーマー
BG3005/15
カラーは1種類のみ
その他のボディーグルーマーについてはボディグルーマーまとめ解説ページ 主要モデルの比較もをどうぞ。



これより前(2019年)のシェーバー関連ニュースはこちら
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