男性の首から下のむだ毛を処理する為の「ボディグルーマー」。
ヒゲ剃り用のシェーバーと、何が違うのでしょうか?
単に、ヒゲ剃り用のシェーバーにアタッチメント(※)がついただけなのでしょうか。
※アタッチメントとは、写真右側のクシ状パーツ。コームなどとも言う。むだ毛をあえて数ミリ残して自然な感じに見せる目的の、脱着可能な部品。
ヒゲ剃り用のシェーバーには、網刃が付いていますね。
網刃は短い毛を取り込んで剃るのに適した構造をしています。
ところが、長い毛は自重で寝ている為に網刃の網目に入りづらいので、網刃では剃る事が難しいのです。
この網刃の欠点を補うため、多くの電気シェーバーには飛び出し式のトリマーが内蔵されています。
(↓)下の写真は、フィリップスのヒゲ剃り用シェーバー背面についているトリマー。
トリマーとは、長めの毛をカットする為の刃です。バリカンの刃みたいな構造をしています。
毛を切断する能力に優れていますが、構造上、毛を根元から取り去る事は出来ないという欠点があります。
つまり、長さ数センチの毛を3ミリにカットするのがトリマー。3ミリの毛をツルツルに剃るのが網刃。
こういう役割分担になっています。
ヒゲ剃り用のシェーバーは、当然ですがヒゲを剃る事が目的です。
一方、ボディグルーマーは、スネ毛や胸毛といった体毛を処理する事を目的としています。
そう、網刃と並んでトリマーが配置されている点が(下の画像)、ボディグルーマーの最大の特徴です(トリマーだけのモデルもある)。
ボディグルーマーは、「単にヒゲ剃り用シェーバーにアタッチメントを付けただけのモノ」ではなく、スネ毛や胸毛といった体毛を処理するのに最適化された作りになっている、という事が言えます。
風呂場で全裸で長時間作業に夢中に集中した結果、風邪をひいています(この文章を書いている今)。(x。x)゜゜
というわけで、一度に身体全体の体毛を処理しようとせず、今日は膝下、明日は膝上、明後日は胸毛、という感じでちょっとずつ作業する事をおすすめします。
BG7025/15 | BG3005/15 | BG1022/16 |
トリミング長さ調整 5段階 (3mm、5mm、7mm、9mm、11mm) |
外付け式のコームが 1種類付属 (3mm) |
網刃はナシ トリマー機能のみ (3mm、0.5mm) |
双頭(デュアルヘッド)の 本格的モデル |
コストパフォーマンスの 高いモデル |
電池式の簡易タイプ スネ毛処理は厳しい |
「ボディートリマー」 縦型にトリマー刃を配置した独自の形状。網刃は無い。 |
「ボディーシェーバー」 従来タイプ。網刃を備える。 |
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ER-GK81-S | ER-GK71-K | ER-GK61-W | ER-GK40-W |
トリミング長さ調整 11段階 (2mm、3〜12mm) |
トリミング長さ調整 4段階 (2mm、3mm、6mm、9mm) |
トリミング長さ調整 3段階 (2mm、3mm、6mm) |
トリミング長さ調整 3段階 (3mm、6mm、9mm) |
1時間充電で 使用時間は50分 |
8時間充電で 使用時間は40分 |
12時間充電で 使用時間は28分 |
ER-GK80-K (旧モデル) |
ER-GK70-K (旧モデル) |
ER-GK60-W (旧モデル) |
現行モデルのER-GK81-Sと 性能・機能が同じ |
現行モデルのER-GK71-Kと 性能・機能が同じ |
現行モデルのER-GK61-Wと 性能・機能が同じ |