「フィリップスシェーバーって、なんか種類が多すぎて違いがよく分からないよ」
「俺は9000シリーズが欲しいんだけど、シリーズ内で何機種もあって、どれを選べばいいかが分からない」
…といった感じの声におこたえして、シリーズ内での機種の違いをシンプルにまとめてみました。
「俺はどのメーカーを選んでいいかすら分からないんだけど…」という方は、3大メーカー比較ページをおすすめ。
※メーカーカタログから削除されたモデルについては、フィリップスシェーバー(フィリシェーブ)の旧モデル比較ページをご覧ください。
フィリップスの最上位シリーズ。
動作速度の3段階マニュアル切り替えが可能。
ヒゲの濃さに応じてパワーを自動調整する「ヒゲ密度感知システム」を備える。
ヘッド部のマイクロビーズコーティングが肌との摩擦を50%軽減すると謳う。
一方で、9000シリーズには備わっている「過圧防止センサー」やアプリ連動機能がなく、ディスプレイも従来型7セグメントLEDであり、名前が連想させるような9000シリーズの完全上位互換ではない。
ポップアップ式トリマーは無く、着脱式トリマー(ヘッド部分を付け替えるスタイルのトリマー)が付属する。
付属品とセットで収納できる「プレミアムポーチ」が付属する(かなり大きいケース)。
刃は9000シリーズと同じ。
リチウムイオン電池使用。
お風呂シェーブ(ウエット剃り)に対応。
2023年7月発売。
(旧モデル【SP9860/14・SP9863/16・SP9861/13・SP9820/12】との主な違いは、全モデル洗浄機付きになったことと、ヒゲ密度感知システムの検出頻度が毎秒15回から毎秒500回に改良されたこと。)
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シャンパンゴールド (ツヤ消し) |
クローム (ツヤ消し) |
ワイヤレス充電パッド (充電時間3時間) |
従来型充電アダプタ (充電時間1時間) |
鼻毛・耳毛トリマー付き | 鼻毛・耳毛トリマーはナシ |
自動洗浄機付き |
9000シリーズ(Series9000)は、S9000Prestigeと並ぶ「プレミアムモデル」という位置づけ。
刃は72枚。刃を分解してみると、外周だけでなく、内側にもう1列、刃が並んでいる事が分かります。
「最低限のストローク数で剃れるように、あなたをガイド」と謳うスマホアプリとのbluetooth連動機能を備える。
ヘッド部のマイクロビーズコーティングが肌との摩擦を25%軽減すると謳う。
ヒゲの濃さに応じてパワーを自動調整する「ヒゲ密度感知システム」を備える。
リチウムイオン電池使用。
お風呂シェーブ(ウエット剃り)に対応。
固めの収納ケース付き。
上位モデルでは、
ヘッドの根元にライトリングが備わり、最適圧で肌に当てると緑、強く押し当てると黄、弱いと青に光って知らせる(過圧防止センサー)。
S9697/31・S9696/31は2022年8月発売。S9696/50は2022年11月発売。S9987/30は2023年7月発売。S9986/50は2023年9月発売。
(旧モデル【S9781/31・S9031/26・S9041/43・その他】との違い:過圧防止センサー、スマホアプリ連携機能、ヘッド部のマイクロビーズコーティング、パワー自動調整の「ヒゲ密度感知システム」が新たに備わり、トリマーが本体背面に内蔵のポップアップ式に、ヘッド部分がワンプッシュオープンに、洗浄機が小型軽量コードレスになり、デザインやカラーが一新された。)
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S9986/50 ブラック (Amazon限定) |
S9987/30 ダーククローム (Amazon限定) |
S9697/31 ダーククローム |
S9696/50 ブラック (Amazon限定) |
S9696/31 ブラック (Amazon限定) |
自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ | 自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ |
適正圧力を3色ライトで知らせる 過圧防止センサー付き |
過圧防止センサーはナシ | |||
1時間充電 60分使用 |
1時間充電 50分使用 |
|||
充電残量(%)を デジタル表示 |
充電残量を 3段階表示 |
7000シリーズ(Series7000)は、「切れ味、そして、やさしさ」と謳うシリーズ。刃は45枚。
ヘッド部分の首振り自由度は高く、9000シリーズと同じ(360-Dフレックスフィット)。
ヘッドの青色部分にはマイクロビーズコーティングが施されており、肌との摩擦を30%軽減する。
ヒゲの濃さに応じてパワーをリアルタイム自動調整する「ヒゲ密度関知システム」を備える(毎秒250回検知)。
「最低限のストローク数で剃れるように、あなたをガイド」と謳うスマホアプリとのbluetooth連動機能を備える。
本体背面にポップアップ式トリマーを備える。
お風呂シェーブ(ウエット剃り)に対応。
リチウムイオン電池使用。1時間充電で使用回数の目安は20回(約60分)。
USB充電に対応しており、片方がUSB(Type-A)のケーブルが付属する(USB充電アダプタは付属しない)。
3段階の充電残量表示を備える。
2023年7月発売。
(旧モデル【S7786/50・S7786/54・S7782/57】との主な違いは、USB充電に対応したことと、ヒゲ密度感知システムの検出頻度が毎秒125回から毎秒250回に改良されたこと。)
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S7882/51 アイスブルー (Amazon限定) |
S7882/16 アイスブルー (Amazon限定) |
自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ |
ケース付き | ポーチとキャップ付き |
鼻毛トリマー付き |
S7882/51 アイスブルー (Amazon限定) |
S7885/50 メタリックネイビー |
S7886/50 ブラック |
S7887/50 ダーククローム |
S7882/16 アイスブルー (Amazon限定) |
S7885/10 メタリックネイビー |
S7886/10 ブラック |
S7887/10 ダーククローム |
自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ | ||||||
ケース付き | ポーチとキャップ付き | ||||||
鼻毛トリマー付き | - | 鼻毛トリマー付き | - |
5000X(ごせんえっくす)は、肌への優しさを謳う新シリーズ(従来の5000シリーズと同時に展開されている)。
低アレルギー性サージカルステンレス刃を採用。
ヘッド部のマイクロビーズコーティングが肌との摩擦を20%軽減すると謳う。
スタンド無しでの自立が可能な形状(フィリップスでは初)。
PHILIPSロゴの下あたりにライトリングが備わっており、電源ON時に点灯する(9000シリーズのような押しつけ圧力を示す機能はない)。
USB充電に対応しており、片方がUSB(Type-A)のケーブルが付属する(USB充電アダプタは付属しない)。
ケース無し(ヘッドに被せるキャップが付属する)。
1時間充電で50分使用可能(リチウムイオン電池)。
2023年2月発売。
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X5012/05 オレンジ/アドリアブルー |
X5007/00 ブラック (Amazon限定) |
トリマーが付属 | トリマーなし |
5000シリーズ(Series5000)は、「パワフルな切れ味」と謳うシリーズ。
ヘッド部分の首振り自由度は高く、9000シリーズや7000シリーズと同じ(360-Dフレックスフィット)。
刃の枚数(45枚)、ヘッドの可動領域、そして「ヒゲ密度関知システム(毎秒250回検知)」は7000シリーズと同じ。
7000と違い、スマホアプリ連動やヘッド部分のビーズコーティングは無し。
本体背面にポップアップ式トリマーを備える。
お風呂シェーブ(ウエット剃り)に対応。
リチウムイオン電池使用。1時間充電で使用回数の目安は20回(約60分)。
USB充電に対応しており、片方がUSB(Type-A)のケーブルが付属する(USB充電アダプタは付属しない)。
3段階の充電残量表示を備える。
2023年7月発売。
(旧モデル【S5588/25・S5586/50・S5582/27・S5445/03・その他】との主な違いは、USB充電に対応したことと、ヒゲ密度感知システムの検出頻度が毎秒125回から毎秒250回に改良されたこと。)
アマゾンでS5882/66を見る | アマゾンでS5887/16を見る |
S5882/66 ぺトロールブルー (Amazon限定) |
S5887/16 グレー (Amazon限定) |
自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ |
ポーチとキャップ付き | |
鼻毛トリマー付き |
S5882/66 ぺトロールブルー (Amazon限定) |
S5885/60 メタリックネイビー |
S5880/60 セルリアンブルー |
S5889/60 メタリックターコイズブルー |
S5887/16 グレー (Amazon限定) |
S5885/10 メタリックネイビー |
S5880/10 セルリアンブルー |
S5889/10 メタリックターコイズブルー |
S5881/10 バーガンディ |
S5898/10 ブラック |
S5882/10 ペトロールブルー |
自動洗浄機付き | 洗浄機ナシ | |||||||||
ポーチとキャップ付き | ||||||||||
鼻毛トリマー付き | - | 鼻毛トリマー付き | - |
アマゾンでS5445/03を見る |
S5445/03 廉価版であり、 他の5000シリーズとは 機能やデザインが異なる。 |
「肌にやさしく剃り残しを低減するベーシックモデル」と謳う、クラシカルなデザインの新シリーズ。
スマートクリック(ヘッドチェンジ)には対応しておらず、ヘッドの可動域は狭い。
刃は廉価版です(内刃にリフト&カット機能ナシ、外刃はスリットのみ)。
お風呂シェーブ(ウエット剃り)に対応。
ワンタッチオープン機構を備え、ヘッドの水洗いがしやすい。
ポップアップ式トリマーを備える。
リチウムイオン電池。1時間充電で使用回数の目安は20回(約60分)。
2020年4月発売。
アマゾンでS3132/51を見る |
S3132/51 |
充電催促表示のみ |
ポーチなし |
三ツ目タイプの最廉価シリーズ。
可動域は最低限ながらもヘッドが動いて肌に密着。
刃は廉価版です(内刃にリフト&カット機能ナシ、外刃はスリットのみ)。
水洗いは可能ですが、お風呂シェーブ(ウエット剃り)には非対応。
ワンタッチオープン機構を備え、ヘッドの水洗いがしやすい。
ニッケル水素電池使用。
2020年4月発売。
(旧モデル【S1041/03・その他】との違いは、ヘッドが可動式となった事と、ウエット剃りが不可となった事、ワンタッチオープン機構を備えた事、そして本体デザインです。)
アマゾンでS1231/41を見る | アマゾンでS1133/41を見る |
S1231/41 Amazon限定 |
S1133/41 |
トリマー付き | トリマーナシ |
8時間充電 40分使用 |
最低限の機能を有したコンパクトタイプ。
2つ目ヘッド。
旅行や出張に便利なポーチ(固めのケース)が付属します。
トリマー無し。
水洗い出来ません。
2017年2月発売。
旧モデルの情報はこちら→【PQ217・PQ208】
アマゾンでPQ220/19を見る | アマゾンでPQ209/17を見る |
PQ220/19 | PQ209/17 |
充電式 | 乾電池式 |