ブラウンシェーバーの分解&再組み立てに成功した事に気を良くし、パナソニックのラムダッシュ(ES8232)も分解してみることに。
ウエット剃り専用として使っていたせいか、内部の汚れがとんでもないレベルに達していました…
かなりキレイな外見。
分解して破棄するのが勿体ないと感じるレベルです。
裏はこんな感じ。
「リチウムイオン電池はリサイクルへ」
というシールが貼ってあります。
今回の目的は、リサイクルに回す為にリチウムイオン電池を取り外す事です。
そして、あわよくば、内部構造をちょっと勉強できたらいいな、と。
まずは底部にあるネジを外します。
ネジを外すと外装パネルが1つ外せます。
次は跳ね上げ式トリマーのところに隠されたネジを外します。
ネジを外す→部品を取り去る→新たなネジが顔を出す→それを外す…というパターンを、しばし繰り返す事になります。
トリマー部分のパーツが外れました。
同時に、トリマー部分の下に位置している外装も外せます。
すると、また隠されていたネジ(2本)が出てきますので、これを外してみます。
はい。ネジを取り外しました。
これで、最大の外装パーツを外す事が出来ます。
えっ?
なんという汚れ!
サビとも泥とも形容しがたい、ひどい汚れです。
汚れの正体は、セッケンのクズとか水道水中のカルキやカルシウムの固まりじゃないかと思われます。
このラムダッシュを使って毎日ウエット剃りをしていたので、まあ仕方ないですね。
6本ものビスを使って念入りに密封されている、最後のパーツを外していきます。
外れました!
フタの部分には、Oリング状のパッキンが挟み込まれており、完璧にシールドされている事が分かります。
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電池は手で取り外す事ができます。
電池を引き抜くと、その裏側が電子基板になっていました。
LSIらしきパーツが、半分顔を出しているのが見えますね。
電池ボックスと電子基板は一体形成となっており、裏返すとこんな感じ。
全く浸水していない様子です。
小さいバネがあり(画像のド真ん中)、ヘッド部分を真ん中に戻そうとする力として利用しているようです。
ヘッドを左に傾けた様子。バネが伸びていますね。
ヘッドを右に傾けたところ。
ヘッドを左右に振ってみる事で、首振りの機構(関節の仕組み)が分かります。
複雑な関節を使って、かなり高いところをヘッドの回転支点とする事で、剃りやすい首振りヘッドにしているわけですね。
ヘッド部分にリニアモーターと呼ばれるパーツが組み込まれているはず。
それを是非見てみたいと思い、懸命に分解してみました。
☆のような形をしたネジ頭が2つあるのが見えたのですが、私はそれにあうドライバーを持っておらず、そこで残念ながら頓挫。
強引にこじってみたりしましたが、分解不可能でした。
ヘッド部分の複雑さから考えて、ヘッド部分に一旦手をつけてしまったら、再組み立てするのは、たぶん無理です。
ただ、ヘッド部分に手をつけなければ、電池を取り外して再組み立てする事は出来そうに思います。
…というわけで、ラムダッシュES8232君とはこれでおさらばです。
性能、価格、使いやすさ、全て文句なしのシェーバーでした。
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