カミソリでうぶ毛剃りをすると、肌に負担をかけてしまう可能性があります。
そこで役立つのが、うぶ毛処理用の電池式シェーバー「フェリエ(パナソニック)」。
カミソリと違い、安全に、肌に優しく、うぶ毛や眉毛をケアする事が出来ます。
フェリエは、「ES-WF61」と、「ES-WF51」と、「ES-WF41」、以上3つのモデルで展開されています。
フェリエの基本機能であるうぶ毛剃りに加えて、ES-WF61とES-WF41では眉毛のケア(輪郭作りと長さ揃え)も出来ます。
ES-WF61 | ES-WF51 | ES-WF41 | |
アマゾン価格 | |||
眉毛ケア | 眉毛ケアできる | 眉毛ケアできない | 眉毛ケアできる |
首振りヘッド | 首振りする | 首振りする | 首振りしない |
色 | ピンク/ルージュピンク/白 | ゴールド/紫 | ルージュピンク/ピンク/シルバー |
替え刃 | ES9279 | ES9279 | ES9278 |
ES-WF61とES-WF41には「マユカバー」と「マユコーム」が付属します。
「マユカバー」とは、刃の根本に被せるカバー。刃先をほんの数ミリだけ露出させる事ができ、眉の輪郭作りなど細かい作業をする際に役立ちます。
「マユコーム」とは、刃に被せるクシ状のパーツで、眉毛の長さを3段階(6mm、4mm、2mm)で揃えることができます。
ES-WF51には「マユカバー」と「マユコーム」は付属していません。うぶ毛処理専用という事になります。
「私は眉毛処理はしないので、ES-WF61から眉毛処理のパーツを省いて安くしてくれ」という人の為の製品です。
そして、首振り機能“密着スイングヘッド”について。
ヒゲ剃り用のシェーバーと同じように、首振りした方が肌に密着すると思いますが、首振りするフェリエを持ってないので分かりません。
私が購入したのは、最廉価モデルのES-WF41です。
パッケージの中身はこんな感じ。
フェリエ本体の真ん中のピカピカした部分は、鏡面加工が施されています。
現行フェリエには、刃が一枚しか付属していません。
旧型モデル(ES2105PP-Pなど)には、短い刃(刃渡り5mm)と長い刃(刃渡り25mm)、2種類の刃が付属しており、短い刃で眉毛の下など細かい部分を整えて、長い刃でおでこ等の広い面積のウブ毛を剃る、という使い分けが出来たのですが、現行モデルには短い刃が付属していないのです。
その代わりに、眉カバーと呼ばれるパーツが付属しており、眉毛の下を剃る時などにはこのパーツを長い刃に取り付けて、短い刃の代用とせよ、という事のようです↓
長い刃にカバーを被せた状態で眉の輪郭を整えるのは、正直、少し無理があります。
というのも、カバーが刃よりも先に肌にあたってしまう為に、狙った場所に刃を当てるのに支障をきたすのです。
そこで、私が保有している旧型フェリエに付属していた短い刃が付けられるのではないか、と考え、実際につけてみました。
はい!
バッチリ装着できました!
(メーカーが推奨しているわけではありません。自己責任で。)
現行モデルのフェリエで細かい部分の毛を剃るのがやりづらくて仕方ないという方、ぜひ旧モデル向けの短い替え刃ES9256(首振りヘッドモデルの場合はES9257)を買って、つけてみてください。
短い刃は、刃が少し飛び出しており、非常に処理しやすいです。
下の動画で使っているフェリエは、旧型モデルES2103です(本体スペックは現行モデルと同じです)。
使い方は、電源を入れてドライ状態の肌に刃を滑らせるだけ。
けっこう雑に使っていますが、カミソリと違い、横滑りさせた場合でも皮膚が切れたり血が出たりする事はありません。
アフターシェーブローションなどを使う必要性は感じません。
刃には、コーム(長さ揃え用クシ)を装着させる事が出来ます。
コームを装着させた状態で眉毛をなぞると、眉毛の長さを一定に揃えてカット出来るという仕掛け。
コームはフェリエの刃先のミゾにあわせて差し込んで装着するのですが、その際に装着位置を“2ミリ”“4ミリ”“6ミリ”から選べるわけです。
この状態で、眉毛の毛の流れと逆向きに動かし、好みの長さに揃えることができます。
眉頭は長めに、眉尻は短めに処理すると自然な仕上がりに。
下の画像は、大きさ比較のために、一般的なボールペンなどと並べてみたところ。
(上から順番に、フィリップスの鼻毛カッター、パナソニックの鼻毛カッター、フェリエ、ボールペン)
ペン立てに無理なく立てられるサイズです。
なお、電池を含めた重さは30グラムです。
単4アルカリ乾電池を1本使用します。
また、現行モデルは、ニッケル水素電池にも対応しています。
説明書によると
“パナソニック単4形アルカリ乾電池1本で約40分使用可能。”
とのこと。
掃除について。
フェリエは水洗いできません。
付属のブラシで毛クズを払い落として、乾いた布で拭く、という感じの方法で掃除します。
次に、注油について。
3回に1回程度の割合で、刃にシェーバーオイルをつける事が推奨されています。
刃部が油切れすると、スムーズに動作しなくなります。
最後に、刃の寿命について。
刃の寿命の目安は、約1.5年とされています。
なお、オイルをつけないと刃の寿命が短くなる可能性がありますので、その意味でもつけた方が良いでしょう。
オイルについてはページを作ってありますのでどうぞ→シェーバーオイルの使い方、そしてその効果
Panasonic オイル ES003P |
フェリエは女性向け製品であり、パッケージも女性向けですが、それでは男性が買いづらいというわけで、男性版のフェリエが発売されています。
それが「マユ&フェイスシェーバーER-GM30」と「マユシェーバーキットER-GM20」です。
マユ&フェイスシェーバー ER-GM30 |
マユシェーバー ER-GM20 |
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アマゾン価格 | ||
眉毛ケア | できる | できる |
うぶ毛ケア | できる | できない |
色 | 黒 | シルバー/黒/赤 |
ER-GM20にはウブ毛用刃は無し(マユ手入れ用の刃渡り5mmの刃のみ付属)。
「俺はウブ毛処理なんてしねえよ。眉毛だけ整えられればいいんだ。」という方にオススメ。
眉毛の長さを2/4/6/8ミリに揃えられるコーム付きです。
ER-GM30には、マユ手入れ用の短い刃(刃渡り5mm)に加えて、うぶ毛剃り用の長い刃(刃渡り25mm)も付属していますが、その分、値段が高め。