画像は手前が現行モデルER-GF71(ピンク)、奥が古いER509(青)、どちらも3mmアタッチメントを付けた状態。
頭髪をセルフカットする為の家庭用バリカン、パナソニックの「カットモード」。
現行モデル「ER-GF71」と、旧モデル「ER509」、どちらも保有していますので、どの辺りが進化したのか比べつつ、レビューします。
私がもともと保有していた旧モデル「ナショナル カットモード ER509」は、かれこれ15年以上前に購入したもの。
蓄電池を一度交換しており、刃は何度か交換していますが、いまなお現役。
しかし、さすがにモーターが弱ってきたように感じ、今回新調する事にしました。
アタッチメントの長さが格好いいダイヤルでセットできたり…などといったギミックは一切無く、非常にシンプルな設計ですが、その分、掃除がしやすく、風呂場で落としても壊れにくく、結果として長寿命だったものと感じます。
そんな理由で、今回もまた「カットモード」のバリカンを買ってみよう、と考えるに至りました。
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機種 | ER-GF81-S シルバー |
ER-GF71-PN ピンクゴールド |
ER-GF41-W 白 |
スライド アタッチメント |
2個 20mm〜40mm 50mm〜70mm |
1個 20mm〜40mm |
ナシ |
刈り高さ アタッチメント |
3個 3mm/6mm 9mm/12mm 15mm/18mm |
2個 3mm/6mm 9mm/12mm |
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その他の アタッチメント |
「耳まわり&ナチュラル」と 「スキ刈りアタッチメント」が 共通で付属します |
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本体 | 本体の基本スペックは共通 充電時間は8時間 水洗いが可能 |
バリカン本体の刃先に各種アタッチメントを取り付ける事により様々な長さでカットできる仕組みですが、その付属アタッチメントの数の違いが価格の違いです。
私が購入したのは、中位モデルのER-GF71。
ロングサイズのスライドアタッチメント(50mm〜70mm)が同梱されないモデルです。
旧モデルを使ってきた経験上、ロングサイズのスライドアタッチメントは出番がありませんでしたので、私はGF71で充分だと考えました。
色はピンクゴールドで、これは成人男性の持ち物として考えると賛否両論あると思います。
パッケージ内容物はこちら。
左側手前の小さなボトルはオイルです。
使用前と使用後に、刃に注油します。
さらにその左の小さな棒状のものは、毛クズを払うためのブラシです。
アタッチメント類がけっこう場所をとりますので、水洗い後に乾燥させるためのスペースを予め考えておく必要があるでしょう。
取扱説明書とは別に同梱されている「テクニックBOOK」。
サイドを刈り上げる際の「浮かせ」の技術が参考になります。
フルカラー、全40ページの冊子です。
まずはスライドアタッチメント。
下は、実際にスライドさせているGIFアニメです。
スライドアタッチメントは20mm/30mm/40mmの3通りで長さが選択できます。
文字通り、スライドさせて長さを選択する仕組みです。
(上位モデルには、50mm/60mm/70mmのスライドアタッチメントも付属する。)
続いて、刈り高さアタッチメント。
下は、本体を固定した状態でアタッチメントを次々に付け替えたGIFアニメです。
刈り高さアタッチメントは3mm/6mm、9mm/12mm、15mm/18mm、の3種類。
180度反転させて取り付ける事により、6通りの長さにカット可能となります。
取付は、突起を穴にパチッと差し込むという原始的な方法。
そして、スキ刈りアタッチメント。
スキ刈りアタッチメントは、あえてランダムな長さにカットする場合に使います。
段差ボカシにも。
仕上げに必須です。
最後に、旧モデルには付属していなかった「耳周り&ナチュラルアタッチメント」。
スライド式のスイッチを動かすことで、「耳周りアタッチメント」と「ナチュラルアタッチメント」を切り替える仕組み。
耳の周りを自然にカットしたい場合には「耳まわり」の表示が出るようにスイッチを動かし…
飛び出している4つのクシのうち片側の2つを頭皮に密着させて角度をつけた状態で使うと、耳周りが自然に仕上がるというもの。
そして、「ナチュラル」の表示が出た状態で使うと…
全体の毛量調整が可能です(長さをランダムにカットしてくれる)。
前述の「スキ刈りアタッチメント」と機能が被っていますが、この「ナチュラルアタッチメント」はある程度の長さがある毛に対応したもの。
長めのトップ部分はこの「ナチュラルアタッチメント」、短めのサイド部分は「スキ刈りアタッチメント」と使い分けするイメージです。
旧モデルとの違いですが、まずは「ウォータースルーシャッター」。
刃をわざわざ取り外さなくても刃についた毛クズを水流で洗い流せる扉のことです。
閉じた状態&開けた状態の画像がこちら。
私は刃そのものを外して洗うので、この機能は使いません。
旧モデルにこの機能はありませんでしたので、刃を外して洗うしか選択肢がありませんでした。
そして、アタッチメントの項目で記述したように「耳周り&ナチュラルアタッチメント」が付属するようになりました。
さらに、刃が45度の鋭角刃となって切れ味が良くなったと謳っています。
個人的に一番重要な変化としては、本体にくびれが形成されて、手から滑り落ちる可能性がだいぶ減ったことです。
当サイトのトップページのニュース部分で電池交換について記述しています。↓
モーターそのもののパワーも少しずつへたり、弱まっていきますので、電池が寿命を迎えたら本体ごと買い換えた方が無難だと思いますし、お薦めはしませんが、電池交換は不可能ではありません。
家庭用バリカンでのセルフカットが床屋や美容室の完全な代用になるかというと、そんな事はなく、むしろ失敗が付き物です。
具体的な失敗例やデメリットとしては…
しかし、いまの時勢を考えれば、床屋に行く機会を減らせるだけでもありがたいものです。
金銭的にも床屋×数回分で元が取れるはずです。
このページで紹介したパナソニックのバリカン カットモード |
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