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シェーバー関連ニュース過去ログ2018年



1,000円クラスのパナソニック製鼻毛カッター2モデルを比較ミニレビュー2018/12/21
鼻毛カッターの上級モデルには、「毛クズが飛び散らないように本体内に吸入しながら鼻毛をカットする」などの機能を備えたモデルがありますが、多くの方は特に付加機能の無いシンプルなモデルを選ぶのではないでしょうか。
そこで、1,000円前後で購入出来る鼻毛カッター2モデル(どちらもパナソニック)を実際に比較してみました。

パナソニックの2モデルを比較 ER-GN20 キャップ部分は丈夫な素材が使われている 単四電池に対応する

【画像1】今回比較するのはER-GN20(左)と、ER-GN10(右)。
【画像2】まずはGN20。細身でスタイリッシュです。「鼻毛カッターらしさ」がなく、小洒落たデザイン。カラーバリエーションは白・黒の2色。
【画像3】キャップ部分。本体と同じ丈夫な素材です。キャップには角がありますが、本体には角が無いので、本体だけを横にして置くと転がってしまいます。
【画像4】電池カバーを外したところ。本体が細身なだけに、使用する電池は単4(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)×1本。

ER-GN10 半透明のキャップ 持ち手部分が膨らんでいる 単三電池を使用

【画像5】一方、こちらはGN10。最も廉価なモデルです。ずんぐりしたスタイル。カラーバリエーションは白・赤・黒の3色。
【画像6】刃のキャップ。半透明です。割れやすい素材ですので衝撃を加えないように注意したいところ(過去に割った事があります)。
【画像7】横から見ると、電池カバー部分が膨らんでいます。このデザインのお陰で、卓上をコロコロと転がってしまう心配はありません。
【画像8】使用する電池は単3(アルカリ乾電池のみで、ニッケル水素電池には対応しない)×1本。電池カバーの膨らみ部分には、なんと掃除ブラシの収納スペースが確保されています(一方のGN20にもブラシは付属するが本体内に収納する事はできない)。

外刃を比較する 内刃を比較する

【画像9】外刃の比較。左がGN20、右がGN10です。根元のプラスチック部分は異なりますが、刃先(金属部分)は太さ・長さなど、全く同じです。
【画像10】内刃の比較。この内刃が内部でクルクル回転して毛をカットする仕組み。これまた刃の金属部分は全く作りに見えます。実際の剃り味もまるで同じですが、動作音はGN20の方が明らかに静かです。GN20は後発ですので、静音化のチューニングが施されているのかも。なお、どちらのモデルも本体の水洗いは出来ませんので、お手入れは分解して刃だけを水洗いします。

まとめると、主な違いは、使用する電池・動作音・デザイン・カラーバリエーション。

「パッと見て鼻毛カッターだとバレてしまうデザインは避けたい」「ニッケル水素電池を使いたい」と考えるならばGN20を。
「剃り味が同じなら安い方がいい」「赤色が欲しい」「動作音が大きくても気にしない」とお考えならGN10を。
なお、GN20は単4電池、GN10は単3電池で、電池のサイズが違いますが、両モデルともに「週1回90秒の使用で約1年間使用可能」と謳っています。

ER-GN20 ER-GN10
白色黒色 白色赤色黒色
単4電池
(ニッケル水素電池にも対応)
単3電池
(ニッケル水素電池には対応しない)


フィリップス公式ストア楽天市場店オープン(楽天市場)2018/12/14
「フィリップス初の直営店がオープン」とのこと。
現時点では、取り扱っているシェーバーは3モデルのみと寂しいラインナップで、価格もやや高め。
今後、一般の家電量販店では入手しづらいパーツ類(純正ケースなど)を扱ってくれたらいいなぁと期待しています。


Nationalブランド時代のバリカン「カットモードER509」の電池交換に挑戦しました2018/11/23
愛用しているバリカンの内蔵蓄電池を交換しましたので、その様子をお届けします。
作業中にケガをしたり、小さな部品を紛失したり、防水性能が失われたり、元通りに組み立てられなかったり、保証を受けられなくなったり、様々なリスクがありますので、オススメはしませんが、どうぞ参考にして下さい。

全貌 スイッチ ゴムでできたグリップ 3つのネジを外す 裏蓋を外す 細かい部品が乗っかっている

【画像1】かれこれ10年以上使っているバリカン。刃は何度か交換していますが、電池交換は初です。
【画像2】側面にスライド式のON-OFFスイッチ。OFFになっている事を確かめてから作業開始。
【画像3】逆側。長期使用でゴムのグリップ部分が劣化しているのが分かります。
【画像4】さっそく分解です。刃を外した部分に2本、さらに本体下部に1本、合わせて3本のネジを外します。これで裏蓋が外せるはずです。
【画像5】裏蓋を外します。固着しているので隙間にギターのピックを挟み込んで、少しずつ剥がしていくイメージで。
【画像6】裏蓋を外すとこんな感じ。写真はキレイに清掃した後ですが、実際には毛クズが入り込んでドロドロに汚れています。

アタッチメントを固定する為の機構 青いパーツを外す スイッチのパーツ 羽根のようなゴム製パーツを2つ外す スイッチに連動するクランク クランクにはOリングが

【画像7】このバリカンはスイッチをONにすると本体裏側にある突起部が固定されてアタッチメントが外せない仕組みになっていますが、その突起部と、その下にあるスプリングを外します。
【画像8】スライドスイッチ部と突起部とを連動させる青いパーツを外します。スライドスイッチ部の機構はネジ止めなどではなく、単に置かれているいるだけです。裏蓋を填めると固定される仕組み。
【画像9】スライドスイッチ部分も外します。
【画像10】ゴム製の青い羽根のようなパーツを2つ外します。
【画像11】1番無くしやすいのがこのクランク的なパーツ。スライドスイッチ部の動きを回転運動に変えて、内部の基板に伝える重要なパーツです。
【画像12】クランク的なパーツにはOリングが付いています。

とりあえずここまで分解 工具類 刃取付け台 下カバーを優しく外す 下カバーを外した 硬いスポンジが隙間に挟み込まれている

【画像13】ここまで分解できました。
【画像14】必要な工具は、0番のドライバー(ネジ回し)、掃除の為のナイロンJブラシ、そしてギターのピックです。Jブラシはホームセンターの塗料コーナーで300円程度で入手できます。込み入った細かな箇所の清掃に便利。分解清掃時の必需品です。アマゾンのリンクはこちら→SUN UP ハンディーブラシ 先曲り 塩ビ(アマゾン)
【画像15】分解の続きです。モーター側のネジを2本外します。これでもう青色パーツは外せます。
【画像16】コネクター側のパーツもネジ2本で固定されていますので、外します。コネクターの金属棒がキツく填まっていますので、ピンセットなどを使って金属棒を押し込むようなイメージで優しく力を加えつつ、ゆっくり外します。
【画像17】コネクター側の青色パーツを外したところ。
【画像18】電池の隙間にスポンジが挟み込まれています。これは再利用するのでピンセットで外しておきます。

青いカバーを2つ外した状態 刃を取り付ける側から中身を引っ張り出す 新旧蓄電池を並べた 電池を手で引き抜いて交換する 電池の先の棒を基板の穴に差し込む スポンジを電池の後ろにねじ込む

【画像19】ここまできたら後は引き抜くだけです。
【画像20】コネクター側ではなく、モーター側に引き抜きます。
【画像21】新しい電池を並べたところ。古い方はNationalブランドで、新しいものはパナソニック。コネクターが生えている黒いパーツ(プラグ基台)は、固定されておらず、指で簡単に外せます。これでようやく電池に到達しました。
【画像22】電池はハンダ付けされているわけではなく、電池から生えている棒がV字の金属の爪に填まっているだけなので、交換は簡単です。+と−を間違わないように注意します。
【画像23】プラグ基台の穴に電池から飛び出している棒を差し込みます。
【画像24】あとは、ここまでと逆の手順で組み立てるだけです。画像は、画像18で取り外したスポンジを、電池の裏側に挟み込んでいるところ。振動で電池が暴れて外れないように押さえ付けるスペーサー的な役割を担っているようです。

絶縁してリサイクルに出す

【画像25】取り外したニッケル水素電池はセロテープで絶縁してリサイクルに回します。

今回は、とにかく掃除に時間がかかりました。
水と一緒に内部に入ってきた毛クズやドロドロの水垢汚れをブラシで水洗いし、そして完全に乾かす時間を入れると半日がかりです。
それでも電池代だけで長く使ってきた機器が蘇る事はやはり嬉しいものです。

交換した内蔵蓄電池はメーカー純正のものです。
入手はこちらで。



秋葉原ヨドバシ定点観測:ヨドバシのメーカー比較表にイズミが仲間入り2018/08/03
秋葉原のヨドバシには各社シェーバーの特徴を比較した巨大な表が貼ってあります。
つい最近までパナソニック・BRAUN・PHILIPS・日立の4社の比較表だったのですが、今回はそこにイズミが加わり、5社の比較になっていました。

ヨドバシカメラマルチメディアAkibaのシェーバー比較表

なお、ヨドバシカメラでは店内の撮影&SNS等へ投稿が許可されています。


中国通販サイトでシェーバーのケースを格安で入手2018/05/08
私はフィリップスの9000シリーズを愛用しているのですが、ケースは購入直後に処分してしまいました。
ところが最近、やっぱりケースが必要となり、通販サイトで検索してみたものの、メーカー純正のケースを単体で入手する事は難しそう。
そんななかで、ふとAliExpress(中国アリババの通販サイト)を見てみると、なんと417円(送料無料)でケースが売られているのを発見!
純正品ではありませんが、9000シリーズにも対応との記載がありましたので、さっそく注文してみました。

プチプチ封筒 最低限の梱包 ロゴ 輸送によるダメージか

【画像1】注文から12日後、中国の深セン(Shenzhen)から黄色い封筒が送られてきました。梱包は単なるプチプチ封筒で、特に段ボール補強などは無し。
【画像2】封筒の中には透明ビニールに包まれた商品が。特にダメージを受けている様子はありません。長い国際輸送の旅に耐えたようです。
【画像3】ケースの上部には「PHILIPS」ではなく「SHAVER」と打刻されています。
【画像4】よく見るとジッパーのツマミ部分の金具がわずかに剥げています。輸送で揺さぶられて擦れたのでしょうか。

完全にフィットします 強度は充分 重さは57グラム 刃カバーは外しておくべし

【画像5】シェーバー本体を納めてみたところ。フィット感はバッチリです!
【画像6】指で押し込んでみたところ。強度はしっかり確保されているように感じます。
【画像7】ケース単体の重量は57グラム。
【画像8】刃カバーを付けた状態だと、ジッパーは閉まりません。

ブラシが付属 コクヨの筆入れ

【画像9】なぜか、ブラシが付属していました。フィリップス純正品とはやや異なり、ブラシが数ミリ長く、滑り止めの丸いポチポチが小さめです。
【画像10】ちなみに、これはケースが来るまで代用していた布製のペンケース。やはり強度的に無理があり、常に心配しながら運搬していました(笑)

どんな商品が届くのだろうと不安半分、期待半分でしたが、満足です。
「SHAVER」のロゴはボンヤリしていて目立ちませんし、格安でしたし、文句ナシです。


フィリップスシェーバーの替え刃を交換したのでレビュー2018/02/09
私が主に使っているのはフィリップスの9000シリーズ。
替え刃交換の様子をご紹介します。

交換時期を知らせるランプが点滅する

【画像1】シェーバー本体のディスプレイ。使用開始からおよそ2年半で替え刃交換時期を知らせるランプが点灯しました。

今回私が選んだのは、シェービングユニットごと交換するという方法。
というのも、刃だけ(型番SH90/51)(内刃3個+外刃3個のセット)を購入する事も出来るのですが、Amazonでは価格の逆転現象が起きており、シェービングユニット丸ごと(型番RQ12/61)を入手した方が安くなっていたのです(2018年1月の購入時時点で)。

RQ12の箱 Netherlands パッケージ裏の注意書き

【画像2】パッケージ。
【画像3】オランダ(Netherlands)製。
【画像4】センソタッチ3Dやアーキテックにも使えます。替え刃交換ランプは電源ボタンを10秒間長押しすると消えるとのこと。

中身を取り出した 同梱の注意書 アーキテックに使う際の注意

【画像5】パッケージ内容はこんな感じ。透明プラスチックでパックされており、取り出すにはハサミが必須。
【画像6】同梱されていた説明書き。「アーキテックシリーズは充電機能付きケースで充電する前にシェービングユニットを取り外してください。」
【画像7】裏面。水洗いは毎日しろ、分解掃除は月に一回しろ、刃の交換は24ヶ月に一回しろ、とイラストで示されています。

パックを開封 シェーバーに刃カバーを取り付けた この道具が無くても指でつまめます

【画像8】内容物。なんと、刃カバーが同梱されていました。これはちょっと嬉しい。
【画像9】カバーを装着するとこんな感じに。刃を守る一方で通気性が確保されています。
【画像10】こちらは内刃を取り出すときに使う道具。ピンセットのようにつまんで使います。

外刃を比較 裏返した場面 ヒゲクズの受け皿 ヒゲクズがバネの部分に入り込んでいる 内刃外刃を分解して新旧比較 内刃のアップ

【画像11】ここからは、左が古い刃、右が新品です。外刃の表面は大して違いは感じられませんが…
【画像12】外刃を裏返したところ。細かい凸凹部分に黒い汚れが付着しているのが分かります。
【画像13】シェービングユニットの受け皿部分。汚れがこびりついています。
【画像14】横方向からの画像。サスペンション可動部分に汚れが入り込んでいるのが分かります。これではスムーズな動作が妨げられてしまう可能性が。刃だけではなくシェービングユニット丸ごとを交換したのは正解だったように思います。
【画像15】内刃と外刃を分解したところ。もちろん時々分解掃除してきたのですが、やはり細かいところには汚れが溜まってしまうようです。
【画像16】最後に内刃のアップ。「こりゃ剃り味が悪くなるのも仕方ないな」と思ってしまう程、くたびれています。

シェービングユニットを交換して、最初に気づくのは動作音です。
刃が回転している時の音が、かなり違うのです。
2年間使った古い方は「どうにか頑張って刃を回しています」という苦しそうな音ですが、新しいものはシュルシュルとスムーズ。
そして実際にヒゲを剃ってみると、いままで感じていた「無理矢理ヒゲを引きちぎってます」という感触が無くなり、新品当時の撫でるだけでヒゲが消えていくあの感じが蘇っていました。

替え刃一覧表はこちら。
フィリップス電気シェーバー替え刃/シェービングユニット/ヘッドホルダー一覧表

価格の逆転現象に注意を。
シェービングユニット
RQ12/61
刃だけ
(内刃3個と外刃3個)
SH90/51



これより前(2017年)のシェーバー関連ニュースはこちら
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